皆さんこんにちは!札幌にあるパーソナルトレーニングジムmee. 女性トレーナーの田中です!

あっという間に12月が近づき、年の瀬ですね…。最近では札幌でも雪が降るようになってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

コロナ禍も落ち着き、この季節といえば「忘年会・新年会」!

美味しいお酒、美味しい食べ物と楽しい時間を過ごすことが増え、ダイエット中の方には誘惑を乗り越えることが大変な時期だと思います。。。

 

ダイエットの時に、お酒をやめた方がいいか?よくお客さまにも聞かれるお酒好きな方にとっては死活問題の内容です。

残念ながら、お酒は体に良い影響より悪い影響が多いことが研究でも明らかにされています。なぜ、お酒は体に悪いのか?今日は「良いお酒の嗜み方」についてお話ししていきます!

 

アルコールがもたらす、健康被害について聞いたことはありますか?

下記数字は、純アルコール摂取量が週あたり100g = ビール500ml5本分相当を摂取した場合の病気リスクになります。

 

脳卒中:約1.5倍 / 心不全:約1.1倍 / 高血圧:約1.3倍

 

さらに、これ以上アルコール摂取量を増加させた場合、メンタル疾患のリスクが大幅に!!上がってしまいます。

 

うつ病:約4倍 / 認知症:約4.6倍 / 自殺リスク:約3倍

 

怖すぎる結果ですが、厚生労働省が発表した「健康日本21」の中では、「節度ある適度な飲酒」を以下のように推奨しています。

通常のアルコール代謝能を有する日本人においては、節度ある適度な飲酒として、1日平均純アルコールで20g程度である。

20gのアルコールとは、どのように計算すれば良いのでしょうか?実は、純アルコール量は簡単に計算できます。

 

お酒の量(ml) × アルコール度数 × 0.8(アルコールの比重)

 

通常、純アルコール量は、グラム(g)で表わされます。アルコール度数5%ビールの中ビン、またはロング缶1本(500ml)に含まれている純アルコール量は、アルコールの比重も考慮して、以下のように計算します。

 ● 500(ml) × 0.05 × 0.8 = 20(g)

出典/サントリー様

 

しかし!これらの数字はあくまでも目安であり、お酒を交えた特別な時間やストレス発散のために、お酒を無理して我慢してまで辞める必要はありません。下記の内容に気をつけながら、ダイエット中はお酒とうまく付き合っていきましょう。

 

①週に2回以上休肝日を作る

②一緒に食べるおつまみの内容に気をつける。
枝豆 / 大根おろし / トマト / 刺身 / 貝類 / 焼き鳥 など、揚げ物を避け、低脂質なものを選びましょう!

③必ず〆を食べる
「糖質」をとった状態で睡眠に入っていただきたいため、おにぎりやお茶漬けなど、必ず〆は食べていきましょう!
ラーメンやリゾットなど脂質の高いものではなく、お米を使った料理や蕎麦などがおすすめです!

 

お酒が好きな方がダイエットだからと、一気にお酒をやめてしまうとストレスから過食に走ってしまうことも少なくありません。上記のように1日に飲んでいい量を守りつつ、健康で楽しい日々を一緒に過ごしましょう!