皆様こんにちは!札幌市中央区西11丁目にあるパーソナルジムmee.女性トレーナーの田中です(^ ^)
年末年始、食べすぎた方々!体が重く感じていませんか?田中もお餅やおせちなど美味しいものを実家で食べまくり、しっかりと太った実感があります🔥
もちろん、1月から体型を戻すことを目標にしていますが、そもそも脂肪はどうやったら燃えるか皆様ご存じでしょうか?
今回は脂肪が燃える仕組みについて、3回に分けてお話ししていきます!
体脂肪とは
余分なお肉=体脂肪、ということはどなたでも知っている事実かもしれませんが、その正体についてよくわからないという人がほとんどではないでしょうか?
体脂肪=脂肪細胞と体の中では呼ばれています。しかし、すべての脂肪細胞が要らないものではありません。脂肪細胞には「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」の二種類があり、それぞれ違う働きを担っています。脂肪細胞の働きの違いについて説明します!
一度できたらなくならない😭白色脂肪細胞について
一般に「体脂肪」として認識されているものです。
この白色脂肪細胞は、体内で使い切れず過剰となったエネルギーを中性脂肪として蓄える働きがあり、いわゆる脂肪太りの原因となる細胞です。皮下や内臓の周囲に多く存在しています。妊娠末期の三か月(胎児期)、乳幼児期・思春期に集中して増殖し、一度作られると数は減少しにくいです。
脂肪を燃やしてくれる🔥褐色脂肪細胞について
白色脂肪細胞とは逆の、脂肪を減らすという驚きの機能を持っているのが、この褐色脂肪細胞です。
脂肪細胞なのに、その脂肪を燃やしてエネルギーを消費することが期待されています。成人では、首回り、肩甲骨付近、腎臓の周り、胸部大動脈周辺に少量存在しています。
また、骨格筋が少ない幼児期には、脂肪を燃焼して熱を発生させることで体温維持をしているため、この褐色脂肪細胞が多く存在します。
しかし、基礎代謝の役割を担う骨格筋ができあがる成人になると、熱源が骨格筋に移行するため、一部を残して減少していきます。
白色脂肪細胞と同じ脂肪なのになぜ褐色なのかというと、鉄(赤褐色)を含んでいるミトコンドリアが多く存在するからです。このミトコンドリアでは、白色脂肪細胞から分離された脂肪酸を取り込み、エネルギーへと変換します。
それでは、どのようにこの脂肪細胞が体脂肪を溶かす状態になるのか、次回の記事にてお話ししていきます!お楽しみに!>>>>
まとめ
●体脂肪とは
→脂肪細胞とよばれており、「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」の2つがある
●白色脂肪細胞とは
→体内で使い切れず過剰となったエネルギーを「中性脂肪」として蓄える細胞
●褐色脂肪細胞とは
→脂肪を減らしてくれる細胞。ミトコンドリアが多く含まれている。