肘関節の障害

テニス肘は、肘の外側に痛みが出るケガで、テニスだけでなく、繰り返し腕を使うスポーツや作業でも起こります。腕の筋肉や腱に負担がかかりすぎて、炎症や痛みが生じるのが原因です。

主な原因

1.ウォームアップ不足:運動前に筋肉を十分に温めておかないと、柔軟性が不足し、肘の痛みを出すリスクが高まります。

2.準備運動:運動前にウォーミングアップをしっかり行い、肘に負担のかからない状態にしておくことが大切です。

3.過度な運動:筋肉が疲労している状態で無理に運動を続けると、肘周りの筋肉に負担をかけます。

症状

肘の外側に痛みがある

・物をつかんだり、腕を伸ばしたときに痛みが増す

腕に力を入れる動作がつらくなる

治療法

テニス肘は、ケアを怠ると、長引く可能性があります。ひどい場合筋力低下を伴い、競技を続けることが困難になる可能性もあります。

安静:腕を休め、無理をしない

アイシング:痛む部分を冷やして炎症を抑える

ストレッチ筋力トレーニングで、肘にかかる負担を軽減する

・繰り返し動作をする際にはフォームを見直すことも効果的

→使い方(身体操作)を変える

予防法

テニス肘を防ぐには、スポーツ前のウォームアップストレッチが大切です。筋肉をしっかりと準備させることで、肘への負担を軽減できます。また、無理をせず、痛みを感じたらすぐに休むことが重要です。

テニス肘は早めのケアで改善します。しっかり休息と対策を取り、楽しくスポーツを続けましょう!