膝関節の障害
TKA(人工膝関節置換術)は、膝の関節がすり減って痛みや動きにくさがひどくなったときに、傷んだ膝の関節を人工の関節に置き換える手術です。主に変形性膝関節症や関節リウマチが進行している場合に行われます。
症状
・痛みの軽減: 膝の激しい痛みを和らげる。
・動きの改善: 膝をスムーズに動かせるようにし、日常生活を快適にする。
手術の流れ
・痛んだ膝の関節部分を取り除く。
・人工関節を膝に取り付けて、骨としっかり固定する。
回復とリハビリ
手術後は、リハビリを通じて膝の動きや筋力を回復させます。数ヶ月かけて日常生活に戻ることができます。
リハビリからのアドバイス
TKAを試み手術した方へ
たくさんの症例を見てきました。片膝をした後にすぐ反対膝をTKAにする方もいました。手術の予後は良好だと思います。ただ、年齢が若すぎる方は20年ほどで金属を入れ替えなくてはならないためHTO(高位脛骨骨切り術)を選択肢としておすすめします。
TKAは大腿骨遠位、脛骨近位を切り人工(金属)を嵌め込み、人工的な膝にする手術です。手術前の膝の苦しい痛みからは解放されやすく以前よりも生活範囲も広がりやすくなります。術後の痛みは半年以上続く方が多くいます。ゆくゆくは少なくなり無くなってきます。術後のリハビリをしっかり行い日常生活を快適に過ごせるように頑張りましょう!
TKAは、膝の痛みで生活に支障が出ている人にとって、大きな改善が期待できる手術です。