膝関節の障害

膝関節半月板損傷は、膝の関節内にある「半月板」というクッションの役割をする軟骨が傷つくケガです。スポーツ中の急な方向転換やねじれが原因で起こることが多く、日常生活でも転倒や怪我で発生することがあります。

主な症状

膝の痛み: 動かすと痛みが走り、階段やしゃがむ動作がつらくなります。

腫れ: 膝が腫れて、動きが制限されることがあります。

引っかかり感: 膝の中で引っかかる感じや動かしにくさが生じることも。

膝が動かしにくい: 膝を曲げたり伸ばしたりするのが難しくなる。

腫れや水がたまる: ケガの直後や数日後に膝が腫れることがあります。

治療法

保存療法: 安静にして、痛みや腫れを抑えるためのリハビリやサポーターを使用します。

手術: 半月板がひどく損傷している場合には、手術で修復や切除が行われます。

リハビリからのアドバイス

上記で記載したようにスポーツで半月板を痛める場合もあれば、日常生活を過ごしていて姿勢が悪くなることで膝に負担が増え痛める場合があります。

後者の方は変形性膝関節症に近づいていしまっています。放置しても痛みが変わらないため適切な治療を受けられた方が良いです。精査し半月板の亀裂が浅い場合、リハビリで完治する場合があります。

また、膝周りの筋肉はほぐし柔らかい状態に保ておきましょう。それだけで痛みが引いてきます。

早めの治療が回復を助けるので、膝に痛みを感じたら無理をせず、適切なケアを受けることが大切です。