膝関節の障害

膝関節軟骨損傷は、膝の中の軟骨が傷つくケガです。軟骨はクッションのような役割を果たし、膝の動きを滑らかにしていますが、スポーツでの衝撃や日常生活の負荷で損傷することがあります。

主な症状

・膝の痛み：動かすと痛む。

・膝の引っかかり：動きがスムーズでなくなる。

・腫れ：炎症が起きて腫れることもあります。

治療法

・保存療法：安静やリハビリで回復を目指します。

・手術：損傷が大きい場合は、関節鏡手術などが検討されることも。

リハビリからのアドバイス

膝の軟骨はクッションの役割を担い、衝撃を吸収してくれています。

そのため、ジャンプや階段の上り下りなど負荷で負担になりやすくなります。また損傷している場合は長時間の歩行でも負担になります。膝が悪いからと言って日々歩くようにしていますという方や筋力を付けるのに階段昇降を頑張ってしていますという方は症状を悪化させてしまいます。

軟骨を損傷してしまった場合、速やかに医療機関に受診しリハビリを受けられることをお勧めします。

まずは膝周りの筋肉の状態を整え、筋肉でも衝撃吸収を助けられる準備をしておきましょう。

膝に違和感がある場合は、早めに対処することが大切です。