膝関節の障害

膝後十字靭帯損傷(PCL損傷)は、膝の後ろ側にある後十字靭帯が傷つくケガです。強い衝撃で膝が後方に押されると発生しやすく、交通事故やサッカー、ラグビーでそうですね。

主な症状

膝の痛み:特に後ろ側に痛みを感じます。

腫れ:膝が腫れて折れる事が多いです。

膝の不安定感:歩行や階段の上り下りが不安定になることも。

治療法

保存療法:軽度の場合は安静にし、サポーターを使用しながらリハビリを行います。

手術:病気やスポーツ復帰を目指す場合に行われることがあります。

リハビリからのアドバイス

前十字靭帯損傷よりは珍しい障害です。膝をついて転んだり、相手が前から突っ込んできて膝が後に押し込まれる形で損傷してしまいます。

後十字靭帯も前十字靭帯同様に手術を行います。

損傷したときはわかりやすく、脛骨が大腿骨に対して下に落ち込もます。膝の下に段のようなものができます。そすると損傷や断裂を疑います。損傷や断裂を見つけたら膝を固定し医療機関に受診してください。

リハビリは程度によりますが3ヶ月から半年かかってきます。

しっかりリハビリすることで緩んだ靭帯が硬くなりプレー復帰できるようになります。

痛みが続く場合は早めに専門医にご相談し、適切な治療を受けることが大切です。