膝関節の障害

膝蓋骨脱臼は、膝のお皿(膝蓋骨)がな位置から逸れてしまうことを言います。 、膝に痛みや不安定感を感じることが特徴です。

主な症状

原因:転倒やスポーツ中の衝撃、筋力のアンバランスや膝の形状にも影響します。

症状:膝の激しい痛み、腫れ、膝が曲がる、ずれた感じなどがあります。

治療法

整復:専門家による脱臼した骨の元の位置への整復が必要です。

安静・冷却:膝を動かさず、冷やして腫れを抑えます。

リハビリ:再発防止のために筋力トレーニングやストレッチを行います。

リハビリからのアドバイス

膝蓋骨脱臼のほとんどが先天性の膝の形状異常になります。膝のお皿は大腿骨の上に収まっているのですが、その収まる溝が浅いことによりスポーツ中や転倒時に膝のお皿が外れてしまいます。繰り返し脱臼してしまうことにより、膝のお皿内側の靭帯が弱くなりさらに脱臼しやすくなります。

ちょっとしたことで繰り返し脱臼する場合は手術適応になってしまいます。数回の脱臼ではリハビリで症状を抑えることが可能です。

日常生活で装具なども利用しますが、膝のお皿が安定してきたら装具はあずし自立して生活していきましょう!

膝蓋骨脱臼は再発しやすいので、しっかりリハビリを行うことが大切です。