膝関節の障害

タナ障害は、膝の中にある「タナ(滑膜ヒダ)」と呼ばれる組織が炎症を起こし、膝の痛みが生じる障害です。タナは普段は問題ないですが、スポーツで膝を酷使することで炎症や痛みが出たり、膝がカクカクする感じがします。 サッカーやランニングなど、膝の屈伸が多いスポーツで起こりやすいです。

主な症状

原因:膝の使い過ぎやケガ、フォームの乱れなどがタナに刺激を与え、炎症が起きます。

症状:膝の内側や前側に痛みが出たり、膝を動かすたびに違和感を感じたりします。

治療法

安静・冷却:まずは運動を控えて、炎症が強い場合は冷やします。

ストレッチと筋力トレーニング:膝周りの柔軟性を高め、再発防止に役立つ筋トレを行います。

リハビリからのアドバイス

膝を動かすことで感じる膝内側の痛み(外側などにも起こることがあります)。膝の滑膜(タナ)が肥厚し膝屈伸時に挟まる方もいます。痛みが伴うため動きに制限がかかってしまいます。ひどい場合は手術になることが多いです。

自身でのケアとして、タナは膝周り(内側)につくためアイシングをしたり、前ももの影響により負担がかかるためストレッチポールを使用しほぐしたり、ストレッチでケアすることをお勧めします。

それでも症状が改善しない場合は医療機関に受診してみてください。

受診した際、ほぐす他に使い方を教わったりやインソールによりケアしていく可能性もあります。

症状が悪化する前に、早めのケアと無理のない運動が大切です。