大腿骨幹部骨折は、骨の真ん中部分(骨幹部)が折れるケガです。交通事故や高所からの転落など、強い衝撃を受けたときに起こりやすいです。また高齢者の転倒でも起こり得ることがあります。

主な症状

・太ももの激しい痛み

・足が動かない、腫れる

・骨がずれている場合、足の形が変わる

治療方法

手術:金属の棒(髄内釘)やプレートで骨を固定します。

リハビリ:骨が治るのを待ちながら、徐々に筋力を回復させます。

リハビリからのアドバイス

骨幹部骨折では髄内釘やハンソンピンという金具を埋め込み整復していきます。事故ではやむ負えない状況ですが、高齢者の方にも多く見受けられます。リハビリは必須になってきますが、高齢者の場合は術後痛みを我慢してベットから起き上がりリハビリしていくことをお勧めします。痛いからといってベットで寝たきりでいると認知症を発症する恐れがあります。できるだけ離床しリハビリに積極的に取り組んでいきましょう!

大腿骨は体を支える大切な骨です。 早めの治療と正しいリハビリで元の生活に戻ることが目指せます!