内反小趾(ないはんしょうし)は、足の小指が親指側に曲がり、小指の付け根が外側に出て張った状態のことです。外反母趾と似ていますが、ここは小指に起きてきます。
主な症状
・小指の付け根が腫れて痛む
・靴を履くと張りが出て痛い
・小指にタコやまめができる
原因
・窮屈な靴:先の細い靴やヒールが小指を圧迫します。
・長時間の歩行や立ち仕事:足に負担がかかると発生しやすくなります。
・足の形や体質:扁平足や柔らかい足の人がなりやすいです。
治療方法
靴を見直す
足に優しい幅広の靴を選びましょう。
サポーターやインソール
足の形をサポートして負担を軽減します。
ストレッチやマッサージ
足の筋肉をほぐして症状を考えます。
病院での治療(体重の場合)
痛みが強い場合は、薬や手術が必要になることもあります。
リハビリからのアドバイス
臨床では外反母趾よりは多くないですが、稀に内反小趾の方を見かけます。特に女性が多く、ヒールや先の細い靴を長時間履くことにより変形してしまいます。男性の方では革靴を履く方に多くみられます。防止策としては幅広の靴ですが、狭い靴を履いても家に帰ってきたときに足のケアをすることでしっかり予防することができます。出来ることから始めていきましょう!
内反小趾は、放置すると痛みが悪化して歩きづらくなることも。