筋膜炎(きんまくえん)は、筋肉を包む膜「筋膜」が炎症を起こして痛みやこわばりが出る状態のことです。特に同じ動作を繰り返す人や、長時間同じ姿勢を続ける人に多いです。

主な症状

局所的な痛みこわばり

・動かすと痛みが増す

・痛みが広がることもあり、体が重く感じる

原因

運動や作業のしすぎ:筋肉に過度な負担がかかると起こります。

姿勢の悪さ:体に歪みが生じ、筋膜にストレスがかかります。

冷えや血行不良:筋膜が硬くなりやすくなります。

対処方法

安静にする
痛む部分を休ませて負担を減らしましょう。

温める
湯たんぽやお風呂で筋膜を温めると血流が良くなり痛みが和らぎます。

ストレッチや軽い運動
筋膜をほぐすことで、柔軟性を取り戻せます。

病院での治療
痛みが強い場合は、リハビリや薬の処方を受けると良いでしょう。

リハビリからのアドバイス

筋膜炎は臨床上よく見かけます。簡単にいうと肉離れの手前のような症状や感覚になります。伸ばすと痛む、筋肉を収縮すると痛む、押すと痛むように全てのことで痛みを出します(肉離れと同様な症状)。ただ肉離れよりは症状が軽いため早期に治癒するのが特徴になります。ストレッチポールやテニスボールでほぐし、ストレッチを行い、痛みが我慢できるぐらいの収縮を受傷してから3日後から始めてください!1週間ほどで良くなってきます。

筋膜炎は放置すると慢性化することも。痛みを感じたら、早めにケアや治療を始めましょう!