ドゥケルバン症候群は、手首の親指側にある腱(けん)と腱鞘(けんしょう)が炎症を起こし、痛みや動かしづらさが生じる状態です。育児やスマホの使いすぎで起こることが多く、「スマホ腱鞘炎」とも呼ばれることもあります。
主な症状
・親指側の手首が痛む
・物をつかむときや親指を動かすと痛みが悪化
・手首に腫れやこわばりが見られることも
原因
・繰り返しの動作:育児で赤ちゃんを抱える動作やスマホを長時間操作することが原因になりやすいです。
・負担のかかる動き:親指を頻繁に動かしたり、手首をねじる動作が多いと発症しやすいです。
対処方法
手を休める
痛みがあるときは無理に動かさず、手をしっかり休ませましょう。
サポーターを使う
手首や親指を固定することで負担を軽減できます。
冷やす
炎症が強い場合は冷やすと症状が和らぎます。
病院で診てもらう
痛みが続く場合は、注射や薬、リハビリなどの治療が必要になることがあります。
リハビリからのアドバイス
圧倒的に子育てママに多い症状で、手首を内側に曲げる動作が続きなってしまいます。電気が走るような痛みなので耐えられなくものを落とす時があります。改善するためには手首を極力曲げずまっすぐ使えるように心がけていきます。もし自分で意識できないときは手首が曲がらないようにテーピングやサポーターを使うと良いでしょう!手首周りの筋肉は細く持久性が乏しいので使ってあげたら手首周りや手のひらをほぐしてあげると良いです!
ドゥケルバン症候群は早めのケアで症状が和らぐことが多いです。「手首が痛い」と感じたら、無理せず休ませることが大切です!