ばね指は、指を曲げ伸ばしするときに「カクン」と引っかかる症状が出る病気です。指を動かす腱(けん)と、それを包む腱鞘(けんしょう)が炎症を起こし、スムーズに動かなくなることで起こります。

主な症状

指が引っかかる感じがする

カクンと跳ねるような動きになる

朝起きたときに指が動かしにくい

悪化すると痛みが強くなり、指が動かせなくなることも

原因

指の使いすぎ:パソコン作業やスマホ、楽器演奏などで負担がかかる

ホルモンの影響:特に更年期や妊娠・出産後の女性に多い

加齢:年齢とともに腱が傷みやすくなる

対処方法

指を休ませる
無理に動かさず、負担を減らしましょう。

温める
温めると血流がよくなり、症状が軽くなることがあります。

ストレッチ
指を優しくほぐして、動きをスムーズにしましょう。

病院で治療を受ける
痛みが続く場合は、注射や手術などの治療が必要になることもあります。

リハビリからのアドバイス

臨床でも女性によくみられる症状。使用頻度が高いからかよく女性に見かけます。上述したように指を曲げ伸ばししたときにバネのようにカクンとなり何かにひかかった感じになります。病院では指に装具をして使わせないように固定します。できる方は固定に加えて手のひらをマッサージしてあげてください!

ばね指は早めのケアが大切です。「指が引っかかるな」と感じたら、無理せず休ませてくださいね!