理学療法士がお伝えする「睡眠と脂質代謝の関係」

皆様こんにちは！札幌市中央区西11丁目にあるパーソナルジムmee.トレーナーの齋藤です♪

睡眠と脂質代謝の関係は重要であり、睡眠不足が脂質代謝に影響を与えることが知られています。以下に、睡眠と脂質代謝の関係についての４つのポイントをお伝えします。

４つのポイント

1. コレステロール代謝：睡眠不足はコレステロール代謝に影響を与える可能性があります。研究によると、睡眠不足が長期間続くと、LDLコレステロール（悪玉コレステロール）の増加やHDLコレステロール（善玉コレステロール）の低下が見られることがあります。これは、動脈硬化や心血管疾患のリスクを高める可能性があります。
2. 脂肪細胞の影響：睡眠不足は脂肪細胞の機能にも影響を与えます。特に、睡眠不足が続くと、脂肪細胞の感受性が低下し、脂肪細胞が脂肪を貯蔵しやすくなるという研究結果があります。これにより、体重増加や肥満のリスクが高まる可能性があります。
3. インスリン感受性：睡眠不足はインスリン感受性の低下を引き起こす可能性があります。インスリン感受性が低下すると、血糖値のコントロールが悪化し、結果として脂質代謝も乱れる可能性があります。これが糖尿病やメタボリックシンドロームのリスクを高めることがあります。
4. ストレス応答：睡眠不足はストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を増加させる可能性があります。長期間にわたる高いコルチゾールレベルは、脂質代謝に影響を与えることがあります。特に、コルチゾールの増加は腹部脂肪の蓄積を促進する傾向があります。